B級グルメの分類学その17その他(第61回)
やっぱりB級グルメは奥が深いですね。
B級グルメの分類学その17その他(第61回)
B級グルメの奥深さが分かる一品たち
これまで様々なB級グルメを分類してきましたが、これまでの範疇に収まらないものも数多くあります。これはB級グルメが我々の食生活に深く入り込み、根付いているということの裏返しではないでしょうか。
北海道芦別市のガタタンはふき、シイタケ、肉、ちくわ、卵、タケノコ、白玉団子などの具を入れてとろみを加えた塩味の中華スープで、ラーメンや炒飯などにかけられます。
八戸市の八戸せんべい汁は、肉や野菜、野菜などのだし汁におつゆせんべいを入れて煮込む、南部地方に伝わる伝統的な鍋料理です。秋田かやきは、貝焼きを語源とした鍋料理で2008年から秋田市で売り出されています。
埼玉県日高市の高麗鍋は、日高の食材が満載のキムチ鍋です。静岡県袋井市のたまごふわふわは、たまごとだし汁だけで出来た江戸時代のシンプルな料理ですが、B-1グランプリに参加しています。同じ埼玉県の川島町にはかわじま呉汁があります。すり潰した大豆(呉)を使った味噌ベースの汁で、いもがらを使っています。
岐阜県各務原市の各務原キムチ鍋は、各務原市の人参と姉妹都市、韓国春川市の松の実を使った鍋です。
鳥取市はちくわの消費量が全国一ということもあってとうふちくわを売り出しています。これはもめんとうふと白身魚のすり身を混ぜてつくったもので、独特の食感があります。
山口県周防大島町では、焼いたみかんを鍋に浮かべ、みかんの皮が練り込まれたつくねとみかんの皮の香辛料が用いられたみかん鍋を開発しています。
八戸せんべい汁のように、昔からの郷土料理も工夫次第ではB級グルメとしてご当地の活性化に貢献することも可能です。せんべい汁に触発されて、全国各地の郷土料理の進化系がどしどし開発されるかもしれませんね。
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